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拝島公園(昭島市拝島町)おねいの井戸と千歳の藤棚で知られる公園

千歳のフジ 観光
千歳のフジ

拝島公園は昭島市拝島町にある公園で、フジ(藤)の名所として知られています。

神社(日吉神社)とお寺(拝島大師)に隣接した閑静な環境にあります。

拝島公園は、「都民の日」制定30周年を記念して東京都が選定した「新東京百景」にも選ばれています。

藤棚

拝島公園には、高さ2.4メートル、広さ310平方メートル、樹齢800年の「千歳のフジ」と呼ばれる藤棚があり、毎年4月中旬から5月上旬に見頃を迎えます。

昭島市のホームページに開花状況が掲載されていますので、藤棚を観に行かれる方は参考にするとよいでしょう。

なお、フジの花の見ごろには、隣接する日吉神社でフジの花をあしらった御朱印がいただけます。

拝島のフジについては、YouTubeの昭島市動画チャンネルでも紹介されています。

おねいの井戸

おねいの井戸

おねいの井戸

宮沢の諏訪神社や拝島の龍津寺下の湧き水にみられるように、昭島は昔からきれいな水に恵まれていました。拝島公園にも「おねいの井戸」と呼ばれる井戸があり、昭島市の文化財に指定されています。

室町時代の末期、滝山城主北条氏照の重臣に石川土佐守という侍がいました。その娘である「おねい」は7歳のとき眼病を患い、失明してしまいました。「おねい」は大日堂の崖下から湧き出る井戸水で日夜眼を洗ったところ、左目が見えるようになったと言われています。こんなことから、この井戸を「おねいの井戸」と呼ぶようになったそうです。

江戸幕府が編纂した「新編武蔵風土記稿」には次のように記されています。

拜峰山大日堂は開基北條氏直の臣、石川土佐守なり、この人の娘七歳の時、眼病を患ひて醫療すれども效なし、因て此村なる辻堂の大日に祈誓して、扁眼をぞ助かりけるより、信心いよいよ厚く、今の堂を創建せりと云

出典:『大日本地誌大系 (12) 新編武蔵風土記稿 第六巻』雄山閣

バス

拝島公園の近くには、立川バスのバス停「拝島大師」があります。

拝島大師のバス停からは、次の3系統のバスが運行しています。

  • 立川駅北口(宮沢・富士見町 経由)
  • 立川駅南口(宮沢・柴崎町二丁目 経由)
  • 昭島駅南口(田中町団地 経由)

拝島公園から少し離れていますが、昭島市のコミュニティバス「Aバス」西ルートのバス停「拝島会館前」または「栗の沢」も利用できます。

Aバスの時刻表は公式サイトでご確認ください。

公式 拝島会館前(車椅子乗車可能)
公式 栗の沢(車椅子乗車可能)

日吉神社

拝島公園は日吉神社の参道にあります。

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