2019年の昭島市議会議員選挙(昭島市議選)が始まりました

昭島市議会議員選挙公共

2019年の統一地方選挙に伴い、昭島市議会議員選挙が告示されました。この記事では、昭島市議選の概要や候補者の一覧を紹介しています。

統一地方選挙とは

統一地方選挙とは、4年に1度行われる地方自治体の首長や議会の選挙のことです。地方自治法が施行された昭和22年に、第1回統一地方選挙が実施されました。

2019年はこの統一地方選挙の年にあたります。

統一地方選挙は前半と後半に分かれ、前半には都道府県の知事と議員の選挙が行われ、後半に市区町村の首長と議員の選挙が行われます。

ただし、昭島市は昭和29年に昭和町と拝島村が合併したことにより市長選を実施したため、首長選挙の周期がずれました。そのため、今回の統一地方選挙で昭島市長選挙は実施されません。

昭島市議会議員選挙の概要

昭島市議会議員選挙の概要は次のとおりです。

昭島市議選の概要
告示日2019年4月14日(日)
投票日2019年4月21日(日)7:00~20:00
定数22
候補者数24

立候補者

次の候補者が昭島市議会議員選挙に立候補しました。

昭島市議選の候補者
候補者政党得票数備考
ゆざまさ子立憲民主党2,349当選
三田しゅんじ自由民主党2,308当選
青山ひでお社会民主党2,283当選
高橋誠自由民主党2,180当選
大島ひろし公明党2,175.504当選
松原あきこ公明党2,140当選
小山みつる自由民主党2,073当選・逝去のため欠員
赤沼やすお公明党2,029当選
渡辺じゅんや公明党2,020当選
木崎親一自由民主党1,962当選
篠原ゆか昭島・生活者ネットワーク1,906当選
山本かずひこ自由民主党1,811当選
佐藤あや子日本共産党1,719当選
吉野ともゆき公明党1,641当選
林まい子昭島・生活者ネットワーク1,617当選
八田一彦都民ファーストの会1,568当選
森田ひさお1,500当選
なぐも隆志1,479当選
荒井ひろゆき日本共産党1,464当選
奥村ひろし日本共産党1,416.328当選
小林こうじ未来日本1,003当選
馬場たもつ自由民主党1,003当選
西川ひろし716.166法定得票達成
原島まさなお638法定得票達成

※選挙公報の情報をもとに作成(敬称略)

昭島市議会議員選挙の得票率

期日前投票

投票日に投票に行けない方は、投票日前に投票(期日前投票)ができます。

期日前投票を行うには、事前に葉書などで投票用紙を請求する必要があります。

次の場所で期日前投票を受け付けています。

  • 昭島市役所
  • 市民交流センター
  • イトーヨーカドー昭島店

昭島市の課題

図書館の移転

2020年に教育福祉総合センター(昭島市つつじが丘)が開館します。これに伴い、昭島市民図書館(本館)は教育福祉総合センター内に移転して、現在の昭島市民図書館(本館)は無くなります。

昭島市の図書館は、最大の本館が東中神にあることを前提にして、昭島市西部地域に分館・分室を配置しています。昭島市民図書館(本館)が昭島駅周辺に移転すると、昭島市東部地域に図書館が無くなります。また、すべての図書館が昭島市西部地域に集中するというバランスの悪い配置となってしまいます。

昭島市の図書館数(移転後)
地域図書館の数
西立川駅周辺0
東中神駅周辺0
中神駅周辺0
昭島駅周辺3
拝島駅周辺2

昭島市東部地域に代替施設やサービスを用意するのか、過剰となった昭島市西部地域の図書館の統廃合などが課題になります。

可燃ごみ処理施設の老朽化

昭島市の可燃ごみは清掃センター(昭島市田中町)にて焼却処理をしていますが、この施設が老朽化しています。

昭島市は西多摩衛生組合に加入して、羽村市にある施設で処理する方針でした。しかし、負担金が高額なため、昭島市が西多摩衛生組合の加入申請を取り下げました。また、他市のごみを受け入れることに住民が反対したため、西多摩衛生組合からも加入を断られました。

現在は焼却施設を延命工事する方針に転換して、今後10~15年は焼却処理できるようになりました。しかし、根本的な対策は市内に焼却施設を新たに建設するか、広域連携に加入するしかありません。どちらを選ぶのかが、今後の課題になります。

高い国民健康保険料

昭島市の国民健康保険料は2年おきに3回連続して値上げされました。多摩地域の中でも国民健康保険料が高い自治体となっています。

昭島市の国民健康保険料について詳しくは次の記事をご覧ください。

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