昭島で発見された160万年前の鯨の化石「アキシマクジラ」

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昭和36年に昭島市内の多摩川河川敷でクジラの化石が発見されました。その後、新種と認定されて「エスクリクティウス アキシマエンシス」という学名が付けられました。この昭島クジラについて詳しくご紹介します。

学名

昭島市で発見されたクジラの化石は新種と認定され、平成30年1月に発表された論文にて「エスクリクティウス アキシマエンシス(Eschrichtius akisimaensis)」という学名が付けられました。

発見者

昭島市立玉川小学校の教諭だった田島政人さんと長男の芳夫さんが昭島クジラの化石を発見しました。

田島政人(故人)さんは、その後に昭島市文化財保護審議会長や昭島市植物調査会長などを務めました。

全長

昭島クジラの全長は13.5mです。これは現在のザトウクジラと同じ大きさです。

昭島クジラの全長

出典:農林水産省

化石の発見

昭和36年(1961年)に昭島市内の国鉄八高線多摩川鉄橋近くで鯨の化石が発見されました。鯨の化石は全骨格がほぼ完全な形で残っていました。

調査の結果、ヒゲクジラの仲間でコククジラに近い種類と判明したものの、同種の鯨が他に発見されていないことから「アキシマクジラ」と命名されました。体長13.5メートルで、大型バスより一回り大きい姿をしています。

アキシマクジラ

アキシマクジラ

アキシマクジラの化石が埋没していたのは新生代第4紀の地層で、今から約160万年前に棲息していた鯨と推定されています。

現在、アキシマクジラの化石は調査・研究のために、国立科学博物館新宿分館と群馬県立自然史博物館で保管されています。

鯨の化石が発見されたことをきっかけに昭島市民くじら祭が開催されるようになりました。

くじらは昭島市のマスコットキャラクターでもあり「アッキー」、「アイラン」と名付けられています。

クジラはハクジラとヒゲクジラに大別されます。

ナガスクジラやセミクジラ、コククジラなどのヒゲクジラは、プランクトンや魚介類を海水ごと丸呑みして、ヒゲで餌だけを残して海水は吐き出します。このため、ウネと呼ばれる伸縮するヒダ(おなかの縦の線)が発達している種類もいます。

アキシマクジラは、現在も生息するコククジラと頭部の形状が少し丸みを帯びている以外、外観や習性はほぼ変わらないと推測されています。

町のアキシマクジラ

警視庁昭島警察署小荷田交番にはアキシマクジラが描かれています。

警視庁昭島警察署小荷田交番

警視庁昭島警察署小荷田交番

昭島市緑町1丁目にアキシマクジラのモザイク画があります。

アキシマクジラのモザイク画

拝島駅にはアキシマクジラのステンドグラスがあります。

ステンドグラス(アキシマクジラ)

お菓子

昭島クジラにちなんだお菓子がつくられています。

くじら行進曲

くじら祭りの楽しい気分を表現した食べやすいお菓子(ダックワース)です。

拝島の「御菓子司 元木屋」で販売しています。

昭島くじらサブレ

パティシエの久保さんがアキシマクジラを知ってもらおうとデザインした「昭島くじらサブレ」は、砂浜をイメージしたココナッツ入りのお菓子です。

中神の「パティスリー ブルクワ パ?」で販売しています。

あきしま夢くじら

くじらの形をした「あきしま夢くじら」は、「市外の人に贈るお菓子が欲しい」とのお客様の要望に応えて作られたお菓子です。大らかな微笑と優しい甘さが特徴です。

昭島の「和菓子造り処 桃仙」で販売しています。

関連商品

アキシマクジラは、さまざまな関連商品が作られています。

昭島市民くじら祭り

昭島市内でクジラの化石が発掘されたことをきっかけに始まったのが「昭島市民くじら祭り」です。

昭島市民くじら祭りについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

昭島市民くじら祭り 2019年は8月3日・4日開催
昭島市民くじら祭りは、昭和36年(1961年)に昭島市内で約160万円前の鯨の化石が発掘されたことをきっかけに始まりました。夢花火の打ち上げやパレード、模擬店などの催しに4万人以上の人出で賑わいます。 クジラの化石について詳しくは次の...
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